いろは坂から日光東照宮までの距離は何kmか?所要時間と回り方を解説

観光

いろは坂と日光東照宮は、どちらも日光観光で外せない人気スポットですが、地図上では少し離れています。

いろは坂の入口から日光東照宮までの距離は約11kmで、道路が空いていれば車で15~25分ほどが目安です。

ただし、いろは坂は広い範囲を指す道路名なので、明智平や中禅寺湖を基準にすると距離と所要時間が大きく変わります。

この記事では、基準地点ごとの距離、車やバスでの移動方法、渋滞を避ける観光順、紅葉や冬に注意したいポイントまで詳しく解説します。

いろは坂から日光東照宮までの距離と所要時間

いろは坂から日光東照宮までの距離を調べると、サイトによって数字が異なることがあります。

これは、いろは坂が一つの施設ではなく、日光市街と中禅寺湖を結ぶ長い山岳道路だからです。

入口の馬返、途中の明智平、中禅寺湖周辺のどこを出発地点にするかで、距離には10km近い差が生まれます。

まずは、観光で使われる代表的な地点ごとに、通常時の距離と所要時間を確認しましょう。

結論はいろは坂入口から約11km

一般的にいろは坂の入口付近を基準にした場合、日光東照宮までの道路距離は約11kmです。

経路検索サービスでは約10.9km、通常時の所要時間は15分程度と案内されることがあります。

観光シーズンの信号待ちや日光市街の混雑を考慮すると、実際には20~30分ほど見込んでおくと安心です。

いろは坂を下り終えた直後に日光東照宮へ着くわけではなく、清滝地区や国道120号を通って日光山内まで移動します。

出発地点日光東照宮までの距離目安通常時の車移動特徴
いろは坂入口付近約11km約15~25分最も短い基準
明智平付近約16~18km約25~40分上り途中にある展望地点
中禅寺温泉約18~20km約30~45分華厳滝や中禅寺湖に近い
奥日光方面25km以上約45~70分以上竜頭滝や戦場ヶ原を含む

表の時間は渋滞していない場合の目安であり、紅葉期や連休には大幅に延びる可能性があります。

いろは坂は特定の一点ではない

いろは坂という名称は、日光市街と中禅寺湖の間にある国道120号の山岳区間を指します。

日光市街から中禅寺湖へ向かう上りが第二いろは坂、中禅寺湖から市街地へ戻る下りが第一いろは坂です。

そのため、カーナビで単に「いろは坂」と検索すると、道路上の代表地点や入口付近が目的地に設定されることがあります。

距離を正確に調べる際は、馬返、明智平、中禅寺温泉、華厳滝など、具体的な地点を指定することが重要です。

日光東照宮からいろは坂入口までは車で約20分

日光東照宮からいろは坂を目指す場合は、日光山内から国道120号方面へ進み、清滝地区を経由します。

道路が空いていれば、入口付近まで約11kmを15~25分程度で移動できます。

日光東照宮周辺は歩行者や観光バスが多く、駐車場から幹線道路へ出るまでに時間がかかる場合があります。

ナビに表示された所要時間だけでなく、駐車場からの出庫時間として10~15分程度の余裕を加えておきましょう。

日光東照宮から明智平までは約16~18km

明智平は第二いろは坂の上り途中にあり、日光東照宮から向かうと、いろは坂入口よりもさらに山を上ります。

道路状況によりますが、距離は約16~18km、所要時間は通常25~40分程度が目安です。

明智平を通過すると一方通行の関係で簡単には戻れないため、展望台やロープウェイを利用する場合は通り過ぎないよう注意してください。

紅葉期には明智平周辺の駐車場へ入る車を先頭に渋滞することがあるため、通常時より大幅に時間がかかります。

日光東照宮から中禅寺湖までは約18~20km

日光東照宮から中禅寺湖までは、国道120号と第二いろは坂を通るルートで約18~20kmです。

道路が空いている場合は30~45分ほどですが、観光中の休憩や駐車場探しを含めると1時間程度を見込むと安心です。

中禅寺温泉バスターミナル周辺には、華厳滝、中禅寺湖、飲食店などが集まっています。

いろは坂だけを目的地にするよりも、中禅寺温泉や華厳滝まで足を延ばした方が、奥日光観光を効率よく楽しめます。

中禅寺湖から日光東照宮へ戻る場合

中禅寺湖から日光東照宮へ戻る場合は、下り専用の第一いろは坂を通ります。

上りと下りでは通る道路が異なるため、往路と復路で景色やカーブの位置も変わります。

通常時は中禅寺温泉から日光東照宮まで30~45分ほどですが、日光市街や神橋周辺の混雑によって遅れることがあります。

日光東照宮の拝観終了時刻が近い場合は、ナビの到着予想だけを信用せず、少なくとも1時間以上の余裕を持って出発しましょう。

徒歩で移動できる距離ではあるが観光には不向き

いろは坂入口から日光東照宮までの約11kmは、数字だけを見ると歩けない距離ではありません。

しかし、国道沿いには歩道が十分に整備されていない区間があり、交通量の多い場所も通ります。

さらに中禅寺湖まで歩く場合は大きな標高差と急カーブが続くため、一般的な観光移動としてはおすすめできません。

徒歩旅行や登山を目的とする場合を除き、車、路線バス、タクシーのいずれかを利用するのが現実的です。

日光東照宮といろは坂を効率よく巡る順番

日光東照宮といろは坂を同じ日に観光する場合は、訪れる順番によって混雑の影響が変わります。

基本的には、早朝に日光東照宮を参拝してから奥日光へ向かう方法と、早朝にいろは坂を上って午後に日光東照宮へ戻る方法の二通りがあります。

どちらが適しているかは、旅行する季節や最も見たい場所によって異なります。

通常期と紅葉期を分けて、効率のよい回り方を考えましょう。

通常期は日光東照宮を先に観光する

春から夏の平日など、激しい渋滞が予想されない日は、日光東照宮を先に参拝する順番がわかりやすいでしょう。

午前中に日光東照宮、輪王寺、二荒山神社を巡り、昼前後に車でいろは坂へ向かいます。

その後は明智平、華厳滝、中禅寺湖を観光し、夕方に第一いろは坂を下る流れです。

日光東照宮の拝観時間を気にせず奥日光で過ごせるため、初めての日光旅行にも向いています。

時間の目安観光内容
8時~9時日光東照宮周辺の駐車場へ到着
9時~11時30分日光東照宮や日光山内を観光
11時30分~12時30分昼食または、いろは坂方面へ移動
12時30分~13時第二いろは坂を上る
13時~16時明智平、華厳滝、中禅寺湖を観光
16時以降第一いろは坂を下って市街地へ戻る

紅葉期はいろは坂を先に上る

10月中旬から11月上旬ごろの紅葉期は、早朝にいろは坂を通過する順番が有効です。

特に第二いろは坂は午前中から混雑しやすいため、可能であれば7時台までに入口付近へ到着しておきましょう。

中禅寺湖や華厳滝を午前中に観光し、午後に第一いろは坂を下って日光東照宮へ移動します。

ただし、いろは坂の渋滞が長引くと日光東照宮の拝観時間に間に合わないため、秋は別日に分ける選択肢も必要です。

日光東照宮と奥日光には合計6時間以上必要

日光東照宮の境内をしっかり見る場合は、移動や駐車時間を含めて2~3時間程度必要です。

いろは坂を通り、華厳滝と中禅寺湖を巡る場合にも、最低3時間程度は確保したいところです。

両方を一日で観光するなら、休憩や食事を含めて6~8時間ほどの計画を立てましょう。

戦場ヶ原、竜頭滝、湯元温泉まで訪れる場合は、一泊して二日間に分けた方が落ち着いて楽しめます。

いろは坂と日光東照宮の所要時間は渋滞で変わる

いろは坂と日光東照宮の間は約11kmですが、日光では距離よりも渋滞の影響を重視する必要があります。

道路が空いている日は20分前後で移動できても、紅葉期には同じ区間で1時間以上かかることがあります。

特に第二いろは坂、明智平周辺、神橋交差点、日光山内の駐車場入口は混雑しやすい場所です。

旅行日が決まったら、過去の混雑傾向と当日の道路情報を確認しておきましょう。

GWと紅葉シーズンは数時間かかることがある

いろは坂が特に混雑するのは、ゴールデンウィークと秋の紅葉シーズンです。

通常はいろは坂の上りまたは下りに20分程度ですが、混雑時には2~3時間かかることがあります。

日光市観光協会では、連休中に上りだけで最大6時間の渋滞が発生した事例も案内しています。

日光東照宮から中禅寺湖へ向かう場合は、距離から計算した所要時間ではなく、半日単位で余裕を持たせることが大切です。

時期混雑度注意したい時間帯対策
通常期の平日比較的空いている10時~14時30分程度の余裕を持つ
土日祝日やや混雑9時~15時朝早く移動する
ゴールデンウィーク非常に混雑8時~16時早朝通過や公共交通を検討
紅葉期の平日混雑しやすい9時~15時8時前の通過を目指す
紅葉期の土日激しい渋滞早朝から夕方宿泊や日程分割を検討

午前9時から午後3時を避ける

公式の観光情報では、紅葉シーズンなどの混雑時間帯として午前9時から午後3時ごろが挙げられています。

特に午後2時から3時ごろは、上りと下りの観光車両が重なり、移動に3時間以上かかる場合があります。

上りは早朝、下りは昼前または夕方以降にずらすと、ピーク時間を避けやすくなります。

ただし、暗くなってからのいろは坂はカーブが見えにくいため、運転に慣れていない人は日没前の通過を優先しましょう。

駐車場の待ち時間も計画に入れる

日光東照宮周辺では、道路が流れていても駐車場の入庫待ちによって到着が遅れることがあります。

日光東照宮の大駐車場のほか、西参道周辺や日光山内周辺にも複数の駐車場があります。

満車の場合に別の駐車場へ移動できるよう、候補を二つから三つほど調べておくと安心です。

出発前には、日光市観光協会の混雑情報、道路ライブカメラ、バスの現在位置情報なども確認しましょう。

車なしでいろは坂と日光東照宮を移動する方法

車がなくても、日光東照宮といろは坂、中禅寺湖方面は路線バスで移動できます。

東武バスの奥日光方面行きは、日光駅周辺から西参道入口を経由し、中禅寺温泉や湯元温泉へ向かいます。

ただし、バスも一般車両と同じ道路を走るため、渋滞時には大幅な遅延が発生します。

乗車時刻だけでなく、帰りの最終便や乗り場の位置まで事前に確認しておきましょう。

西参道入口から中禅寺温泉行きのバスに乗る

日光東照宮から奥日光方面へ向かう場合は、東照宮から徒歩で西参道入口のバス停へ移動する方法があります。

西参道入口から中禅寺温泉方面行きに乗れば、第二いろは坂を通って明智平や中禅寺温泉へ向かえます。

通常時の西参道入口から中禅寺温泉までの乗車時間は、おおむね40分前後が目安です。

観光期は渋滞によって到着時刻が読みにくいため、予定を詰め込みすぎないことが重要です。

移動区間利用する交通通常時の目安
日光東照宮から西参道入口徒歩約10~15分
西参道入口から明智平路線バス約30分前後
西参道入口から中禅寺温泉路線バス約40分前後
中禅寺温泉から日光駅方面路線バス約45~60分

ダイヤは季節ごとに変更されるため、旅行当日は東武バスの最新時刻表を確認してください。

タクシーは時間を節約できるが渋滞の影響を受ける

日光東照宮からいろは坂入口までは、タクシーを利用することもできます。

複数人で移動する場合は料金を分けられるため、バスの待ち時間を減らしたい旅行者に便利です。

ただし、いろは坂や日光市街が渋滞していると、タクシーでも所要時間を短縮できないことがあります。

中禅寺湖まで利用すると料金も高くなりやすいため、乗車前に概算料金や所要時間を確認しましょう。

自転車や徒歩は経験者向け

いろは坂は自転車で走る人もいますが、急勾配と多数のカーブが続く山岳道路です。

大型バスや乗用車も多く、紅葉期は交通量が増えるため、観光気分で気軽に走れる道ではありません。

下りでは速度が出やすく、ブレーキへの負担や路面の落ち葉にも注意が必要です。

自転車や徒歩で移動する場合は、体力、装備、天候、日没時刻を確認し、無理のない計画を立ててください。

いろは坂と日光東照宮を移動するときの注意点

いろは坂は通常の観光道路とは異なり、標高差約440mを多数のカーブで上り下りします。

日光東照宮周辺が晴れていても、いろは坂や中禅寺湖では霧、雨、雪が発生している場合があります。

一方通行、車酔い、冬用タイヤ、駐車場の混雑などを事前に把握しておくことが大切です。

最後に、安全で快適な日光観光のために確認したいポイントを紹介します。

上りと下りで通る道路が異なる

日光市街から中禅寺湖へ向かう際は、上り専用の第二いろは坂を利用します。

中禅寺湖から日光市街へ戻る際は、下り専用の第一いろは坂を通ります。

第二いろは坂の明智平を通り過ぎると、一方通行のため同じ道を引き返すことはできません。

明智平へ立ち寄りたい場合は、事前に駐車場の入口を確認し、通過しないよう早めに準備しましょう。

冬はスタッドレスタイヤが必要

日光東照宮周辺に雪がなくても、標高の高いいろは坂や中禅寺湖では路面が凍結している可能性があります。

冬季に車で訪れる場合は、スタッドレスタイヤを装着し、必要に応じてタイヤチェーンも準備してください。

日陰、橋の上、カーブの手前では、見た目では分かりにくい凍結が発生することがあります。

降雪や倒木による交通規制も考えられるため、出発前に栃木県や日光土木事務所の道路情報を確認しましょう。

車酔いしやすい人は事前に対策する

いろは坂には、第一と第二を合わせて48か所の急カーブがあります。

車酔いしやすい人は、空腹や満腹を避け、乗車前に酔い止めを使用すると安心です。

スマートフォンや本を見続けず、進行方向や遠くの景色を見ることも対策になります。

運転者は急加速や急ブレーキを避け、同乗者の体調に合わせて中禅寺湖周辺で休憩を取りましょう。

営業時間と駐車料金は公式サイトで再確認する

日光東照宮の拝観時間は季節によって異なり、受付終了は閉門時刻より早く設定されます。

到着が遅くなる場合は、境内を十分に見られない可能性があるため注意が必要です。

東照宮大駐車場の普通車料金は2026年8月確認時点で600円ですが、料金や利用条件は変更されることがあります。

旅行直前には日光東照宮、日光市観光協会、東武バスなどの公式サイトで最新情報を確認してください。

まとめ

いろは坂から日光東照宮までの距離は、入口付近を基準にすると約11kmです。

道路が空いていれば車で15~25分ほどですが、明智平からは約25~40分、中禅寺湖からは約30~45分を見込む必要があります。

上りは第二いろは坂、下りは第一いろは坂という一方通行の仕組みも、観光ルートを考えるうえで重要です。

ゴールデンウィークや紅葉期には数時間の渋滞が発生することがあるため、早朝の移動や日程の分割も検討しましょう。

距離だけで判断せず、季節、渋滞、駐車場、道路状況を確認しておくことが、日光東照宮と奥日光を快適に巡るポイントです。

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